
18番、優勝を決めガッツポーズの佐久間朱莉 (カメラ・馬場 秀則)
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 最終日(25日、愛知・中京GC石野C=6642ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、首位で出た佐久間朱莉(大東建託)が5バーディー、1ボギーの通算20アンダーで国内ツアー2勝目を挙げた。
1番パー4でチップインバーディーを奪取。4番パー3は第2打をピンそば数十センチに絡めて2連続バーディーを決めるなど前半で4つ伸ばした。後半は12番パー3でグリーン右のカラーからパターで直接ねじ込んでバーディー。16番でボギーをたたき、同組の19歳ルーキー・荒木優奈(Sky)に2打差に迫られたが、目標に掲げてきた20アンダーで制した。
佐久間は初日から荒木とともに66、67、67と3日連続でベストスコアをマーク。激しいV争いを繰り広げた中、4日間首位を守る完全優勝を決めた。プロ5年目で初優勝を遂げた4月のKKT杯バンテリンレディス(熊本)以来、4試合ぶりの2勝目を飾った。
佐久間は表彰式で「今日の後半はすごい苦しい展開だったけど、ギャラリーの皆さまのおかげで、最後は優勝することができました。今週は初日(5月22日)に父が誕生日だったので、いい誕生日プレゼントを贈れたかなと思います。これからも複数回優勝を目指して頑張ります」と笑顔であいさつ。優勝会見では「年間女王を目指したい」と高らかに宣言した。