新ウェアで今年のスタートを切る勝みなみ
１９９８年度生まれの“黄金世代のパイオニア”が２１年、新たなスタートを切る。日本ツアー４勝の勝みなみ（２２）＝明治安田生命＝は今年から、米国のスポーツブランド「チャンピオン」とウェア契約。今大会がツアー初披露となる。「心機一転して、このウェアと共に成長していきたいです」と、今年に懸ける強い気持ちを抱いている。
昨年１月から、「後半戦も筋力が落ちないように」と週３回のトレーニングを継続。今年２月中旬からは地元・鹿児島でじっくり練習を積んできた。「体力はもちろん、飛距離もアップしました」と、ツアー屈指の飛ばし屋へと成長した。
所属先の明治安田生命は、今年から日本女子プロゴルフ協会とオフィシャルパートナー契約を締結。スポーツが「人を元気にする力」「人を集める力」「人を結びつける力」を持つと考える同社は、昨年からツアー２戦目の特別協賛社となった。２０年は新型コロナウイルスの影響で大会は中止となり、次週の明治安田生命レディス（１２日開幕、高知・土佐ＣＣ）が冠大会となって初開催予定だ。「毎試合優勝を目指して頑張りますが、大好きなゴルフができることに感謝しつつ、目の前のやるべき課題をコツコツとクリアしていきたい」と勝。“チャンピオンロード”を着実に歩む。