マスターズの優勝予想番付1位は4人目の大会連覇狙うDJ


◆米男子プロゴルフツアー 21年メジャー初戦 マスターズ 公式練習日(5日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)

 米男子ツアー公式サイト恒例の優勝予想番付が発表され、大会史上4人目の連覇を狙う世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(36)=米国=が優勝候補筆頭に推された。史上初の秋開催となった昨年11月のマスターズでは、大会史上最少スコアとなる通算20アンダー、268で完全優勝。世界屈指の飛距離と射程距離の長いパットを武器に今年も好調で「過去10か月で5勝」などと理由が添えられた。

 世界ランク2位のジャスティン・トーマス(27)=米国=が2番手で続いた。2017年全米プロ選手権覇者については「TPCソーグラス(3月のプレーヤーズ選手権)での優勝。マスターズでは20年の4位が最高」などと説明された

 今月、第1子の長男が生まれたばかりの世界ランク3位のジョン・ラーム(26)=スペイン=が3番手となった。「昨年11月のマスターズでは7位」などと理由がつづられた。

 前週のテキサス・オープンで17年7月以来の復活優勝となる米ツアー12勝目を挙げた、ジョーダン・スピース(27)=米国=が4番手。15年大会王者は過去7度出場で2位が2度、3位が1度とコースとの相性は抜群で、4年ぶりのメジャーVも期待される。

 米ツアー1勝の任成宰(23)=韓国=が9番手に入った。昨秋は初出場で昨年11月のマスターズで、アジア人歴代最高の2位。今春はアジア人初のマスターズ制覇に挑む。

 史上6人目の生涯グランドスラムを狙うロリー・マキロイ(31)=英国=は10番手。メジャーは11年全米オープン、14年全英オープン、12年&14年全米プロ選手権で4勝。14年にメジャー4冠に王手をかけて以降のマスターズでは15年4位、16年10位、17年7位、18年5位、20年5位と毎年のように上位争いを演じており、今年こそ悲願達成なるかが注目される。

 日本勢唯一の出場で米ツアー日本人最多5勝の松山英樹(29)=LEXUS=は、20位までにはランクインしなかった。

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