◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン(9日開幕、兵庫・花屋敷GCよかわC=6390ヤード、パー72)
前週のヤマハレディースで大会新の通算12アンダーで今季3勝目を挙げた稲見萌寧(21)=都築電気=が8日、プロアマ戦後に公式会見に臨んだ。「優勝した翌日(5日)から疲れなのか、ショットがうまく行っていない。この後調整したい」と慎重に話した。自身初の2週連続優勝への意気込みを問われ「私にはまだその実力はないと思う」と苦笑した。
初出場のコースの印象を「グリーンが小さめで先週(葛城GC)より硬く、難しい。ショットでチャンスを作ることが大事」と分析した。前週は3打差6位から出た最終日に2日連続の66をマークし、逆転優勝。「4日間大会で勝てたことがうれしい」。世界ランクも9ランクアップし、日本勢5番手の46位に浮上した。6月末の五輪ポイントで同2番手までが選出される東京五輪代表争いに向けても「一試合一試合戦った結果、選ばれる位置にいられるように」と、さらなる活躍を見据えた。