2週連続Vで今季4勝目の稲見萌寧「まさか優勝できるとは思っていなかった」


4番、ティーショットを放つ稲見萌寧 (カメラ・豊田 秀一)

4番、ティーショットを放つ稲見萌寧 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社特別協力 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(11日、兵庫・花屋敷GCよかわC=6390ヤード、パー72)

 稲見萌寧(21)=都築電気=が通算5アンダーで並んだ小祝さくら(22)=ニトリ=とのプレーオフを2ホール目で制し、前週のヤマハレディースに続く自身初の2週連続優勝で、今季4勝目となる通算5勝目を挙げた。4人が並ぶ首位から出て4バーディー、2ボギーの70で回った。今年6戦3勝で勝率5割とし、驚異のハイペースで勝ち星を積み重ねている。一方、小祝はプロ100戦目を通算5勝目で飾れず、2位に終わった。

 稲見は優勝インタビューで「今週は(連日のサスペンデッドなど)みなさん大変な中でのプレーで、疲労が残った中での大会だった。まさか優勝できるとは思っていなかった。プレーオフは得意な方で頑張ろうという気持ちにはなっていたけど、(小祝)さくらさんと一緒に戦えるので、楽しいプレーオフになりそうだなという気持ちだった。2週連続優勝できたことがうれしい。一番の目標であるメジャー優勝に向かって毎週、常に上位で戦う実力をつけてこれからも頑張りたい」と力を込めた。

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