金谷拓実が1打差単独首位 石川遼は予選落ち …国内男子ツアー21年初戦予選R終了


18番、ホールアウトし10アンダー首位の金谷拓実(左)とグータッチする石川遼

18番、ホールアウトし10アンダー首位の金谷拓実(左)とグータッチする石川遼

◆東建ホームメイトカップ 第2日(16日、三重・東建多度CC名古屋C=7081ヤード、パー71)

 21年の国内男子ツアー初戦の予選ラウンドは無観客で、冷たい雨が降りしきる中で終了した。ツアー2勝の注目新人・金谷拓実(22)=フリー=が2差5位で出て1イーグル、6バーディー、2ボギーの65をマーク。通算10アンダーの単独首位で決勝ラウンドへ進んだ。

 初優勝を目指す木下稜介が1打差の2位。アマチュアの中島啓太(日体大3年)が2打差の3位で続いた。この日のベストスコア63をたたき出した、ツアー初優勝を狙う大岩龍一、阿久津未来也、ツアー1勝の大槻智春が3打差の4位に並んだ。

 川上優大、小林伸太郎、石坂友宏、G・チャルングン(タイ)、幡地隆寛が6アンダーの7位となった。小斉平優和、松本将汰、53歳で通算20勝の谷口徹は5アンダーの12位。ツアー通算21勝の池田勇太、18年と19年の賞金王・今平周吾は26位につけた。46位タイまでの64人が決勝ラウンド進出を果たした。

 賞金ランク1位の稲森佑貴、ツアー3勝の星野陸也、ツアー1勝の堀川未来夢はイーブンパーの65位で1打足りずに予選落ち。時松隆光選手会長、17年賞金王の宮里優作は1オーバーの78位、アマチュアの石川航(日体大4年)は4オーバーの109位、ツアー通算17勝の石川遼は5オーバーの120位でいずれも予選落ちした。12年賞金王・藤田寛之は7オーバーの130位で、決勝ラウンドに進めなかった。

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