マスターズ覇者・松山英樹、ジャンクSPORTSで語る「ゴルフは好きでやっている」


 25日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に男子ゴルフ、マスターズ覇者の松山英樹(29)=LEXUS=が出演した。番組はマスターズ以前に収録され、MCのダウンタウン・浜田雅功との爆笑トークが繰り広げられた。

 松山はゴルフクラブの所持数を聞かれ「アイアンは10セット、ドライバーは無数、パターは70~80本ある」と明かした。

 同学年の石川遼(29)とは昨年6月に、コロナ対策支援プロジェクトでタッグを組んだ。「ちょうど僕が日本に帰って来てて、なんかモヤモヤしていた時、電話したら(石川が)『やろうよ』と言ってくれたので」と発足の経緯を語った。中1の春の大会で2人は一緒に回っているが、その時を「遼は覚えていないんですよ」。当時の印象を「同級生でこんなにすごいやついるんだと思った」とし、2年後に再び同組でプレーし「そこでやっと覚えてもらった」と懐かしんだ。

 2017年の米国ドナルド・トランプ前大統領とのラウンドでは「試合より全然緊張しました。どう立ち振る舞えばいいか分からなくて」と振り返った。自身の英語に関しては「(話していることは)1割くらいしか分からない。覚える気はあるけど、勉強が嫌いで…」と苦笑いで語り、浜田は「まあ、みんな一緒やな」と反応した。

 ジュニアゴルファーからの質問にも笑顔で答えた。9歳の「天才ゴルフ少女」こと須藤弥勒(みろく)さんからは「ゴルフは好きでやっているか? お金と名誉のためですか?」と聞かれ、「好きでやってますよ。好きじゃなかったらやらない。ここ(お金と名誉)だけじゃ、きつくなってくる」と語った。

 また、恩師で東北福祉大の阿部靖彦監督は「学生時代と日本ツアーでは、試合の日の朝必ず『吉野家の朝定食』を食べてました」と験担ぎを明かした。教え子の快挙を「全てゴルフにつなげることを考えて行動していた。それが松山英樹。みんなが80、90%でゴルフが好きだったら、英樹は200%ゴルフが好き。マスターズチャンピオンになって終わる選手じゃない」とたたえ、「全ての試合でチャレンジして優勝目指してほしい」とエールを送った。

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