◆日本男子プロゴルフツアー ▽中日クラウンズ 第1日(29日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
前日から断続的に強い雨が降り、大会事務局は午前6時30分に29日の第1ラウンドの中止を発表した。その時間、コースで準備を進めていた選手の姿もあった。
賞金ランク1位の金谷拓実(22)=フリー=は「今日は6時過ぎにコースに来て、準備をしていました。昨日から天気が悪いのは分かっていましたけど、集中力を切らさずに準備は入念にしてきたので、キャンセルになって残念だけど、いい休息も取れるし、連戦が続いていたので、ちょっとリラックスできるかなと。これからちょっと練習と、トレーニングして、明日に向けてしっかり準備したい」と“水入り”を前向きにとらえた。
10年大会王者の石川遼(29)=カシオ=は「明日に備えてしっかり体調を整えて、万全の態勢で明日に備えたいと思います」とコメント。前週、関西オープンで通算4勝目を挙げた星野陸也(24)=フリー=は「2週連続の優勝を目指して、明日に備えて体調を整えて頑張りたいです」と話した。18、19年賞金王の今平周吾(28)=フリー=は「先週の後半あたりから調子が上がってきて、だいぶ手応えがあったので、初日が中止になって残念です。今の状態をキープして今週は頑張りたいです」とコメントした。
大会側は30日からの3日間で72ホール完遂を目指す方針という。30日の第1ラウンドは、午前9時のティーオフを予定している。