◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第1日(30日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
ツアー通算3勝で、賞金ランク1位の金谷拓実(22)=フリー=が7バーディー、1ボギーの64をマークし、6アンダーで単独首位発進した。1打差の2位に、中島徹とC・キム(米国)がつけている。
金谷は10番から出ると、後半に5バーディーを奪った。プロ転向後6戦3勝のルーキーは、初日首位(タイも含む)に立つのは、アマチュア時代を含めて初めて。「初日が得意ではないので、どうやったら初日にいいプレーができるのかを考えながらプレーしていた。やっぱり、うれしい。(後半は)パッティングの調子が良くて、たくさんいいパットが入った。アイアンの距離感もよく、チャンスを多く作れた」と満足げに話した。
今大会は16年(66位)、19年(14位)に続く3度目の出場。「この和合コースは難しいので、明日雨予報もあるけど、どうすればいいプレーができるのか考えながら、これから準備したい。優勝するチャンスも大きくあると思う。残り2日、自分らしいプレーで優勝目指して頑張りたい」と力を込めた。
大会は29日の第1ラウンドが悪天候で中止となり、大会史上初の54ホール短縮競技となった。賞金総額は1億円で優勝賞金2000万円の予定だったが、賞金加算は75%となる。