石川遼はスコアを落とし、10打差20位「理想のプレーではなかった」 星野陸也が完勝


雨の中、スコアを落とした石川遼(右は香妻陣一朗)

雨の中、スコアを落とした石川遼(右は香妻陣一朗)

◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 最終日(16日、神奈川・相模原GC東C=7298ヤード、パー72)

 首位と6打差15位から出た石川遼は、1バーディー、2ボギーの73で、通算3アンダーにスコアを落とし、10打差の20位に終わった。首位から出た星野陸也が69で回り、通算13アンダーで、2位のジュビック・パグンサン(フィリピン)に4打差をつけ、完勝した。

 関東屈指の難しい林間コース。さらに雨と風が加わり、タフなコンディションとなった最終日。石川は6番パー4で第1打を左サブグリーン手前のバンカーまで運び、約30ヤードの難しいバンカーショットをピン2メートルに寄せてバーディー。前半、ほかの8ホールは手堅くパーを重ねてスコアをひとつ伸ばして、15位から11位に浮上した。しかし、後半は11番パー5で左に池ポチャしてボギー。17番パー3でもボギーをたたき、スコアを落とした。「理想のプレーではなかった。まだまだ、と思った」と石川は一日を振り返った。

 来週は、アマチュアと一緒にプレーするゴルフパートナープロアマトーナメント。国内ツアーでは新しい大会方式だ。「米ツアーでは経験があります。アマチュアと楽しく回りながら、集中することが大事」と石川は次の戦いを見据えた。

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