50歳のミケルソンが最年長メジャーV 松山英樹は7差の23位 全米プロ選手権


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 最終日(23日、米サウスカロライナ州キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72)

 第103回大会は全競技が終了した。「最強レフティー」フィル・ミケルソン(50)=米国=が単独首位で出て、5バーディー、6ボギーの73をマーク。通算6アンダーで2013年の全英オープン以来となる、メジャー6勝目&米ツアー通算45勝目を飾った。1953年大会のジュリアス・ボロス(米国)の48歳4か月18日を更新する、メジャー史上最年長優勝の歴史的偉業となった。

 2018年&19年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)、2010年全英オープン覇者のルイ・ウェストへーゼン(南アフリカ)が2打差の2位だった。

 19年全英オープン王者のシェーン・ローリー、メジャー3勝のパドレイグ・ハリントン(ともにアイルランド)、ハリー・ヒッグス(米国)、ポール・ケーシー(英国)が2アンダーの4位に入った。

 最終日に今大会のベストスコア65をマークしたアブラハム・アンサー(メキシコ)、大会連覇を目指したコリン・モリカワ(米国)、世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)、マスターズ2位のウィル・ザラトリス(米国)、スコッティー・シェフラー(米国)、リッキー・ファウラー(米国)は8位に並んだ。

 任成宰(韓国)はイーブンパーの17位。マスターズに続くメジャー連勝を目指した松山英樹、日本ツアーメンバーのチャン・キム(米国)は1オーバーの23位となった。史上6人目の生涯グランドスラム(メジャー4冠)がかかったジョーダン・スピース(米国)は、2オーバーの30位だった。

 昨年の全米オープン王者のブライソン・デシャンボー(米国)は3オーバーの38位。同じ会場で開かれた2012年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)は、5オーバーの49位で終えた。

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