J・パグンサンが13アンダーの単独首位浮上 宮本勝昌は3差2位


16番、バーディーパットを決め、声援に応える宮本勝昌

16番、バーディーパットを決め、声援に応える宮本勝昌

◇男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第2日(29日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7349ヤード、パー72=報知新聞社特別協力)

 第50回大会は強い日差しの下、144選手が参加して、一般非公開で予選ラウンドが終了した。強風の中で7バーディー、ボギーなしの65をマークしたJ・パグンサン(フィリピン)が、通算13アンダーの単独首位に浮上。43歳がツアー初優勝に王手を掛けた。ツアー通算12勝の宮本勝昌が3差の2位で追う。D・ペリー(豪州)、R・ガンジー(インド)が4打差の3位で続く。

 通算2勝の浅地洋佑、ツアー1勝の比嘉一貴、いずれも初優勝を目指す小斉平優和、永野竜太郎、大岩龍一が8アンダーの4位で並んだ。佐藤大平、永松宏之は7アンダーの12位となった。

 大会連覇を狙う池田勇太は6アンダーの16位。ミズノ契約のホストプロ・時松隆光選手会長は4アンダーの28位となった。2009年大会覇者の石川遼は2アンダーの42位。18年&19年賞金王の今平周吾は1アンダーの53位で決勝ラウンドへ進んだ。

 17年賞金王・宮里優作、中西直人はイーブンパーの68位で予選落ち。14年の賞金王・小田孔明は1オーバーの78位、ミズノ所属の15年大会王者・手嶋多一は2オーバーの94位でともに予選落ち。

 27日の第1日が荒天で中止となり、3日間54ホールの短縮競技で賞金加算は75%。上位2人(有資格者を除く)に7月の21年メジャー最終戦、全英オープン(15日開幕・ロイヤルセントジョージズGC)の出場権が与えられる。

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