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4番、ギャラリーの前でティーショットを放つ谷原秀
◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第3日(4日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)
4打差3位から出た、ツアー通算15勝の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が6バーディー、ボギーなし、この日ベスト64で回り、通算11アンダーの単独首位に浮上した。
2、3番でともに5メートルのバーディーで勢いに乗ると、6番パー5は2オン2パット、7番で2メートルを沈める連続バーディーで首位に並んだ。後半も12、17番でバーディーを重ねた。難関の18番パー3では第1打を1メートル以内に運ぶスーパーショットも、バーディーパットはカップをクルリと回って外れ、パーとなった。
谷原は「ボギーがなかったのが良かった。(ショットは今3、今2と来て)今イチから普通くらい(笑い)。日に日に良くなってきている。風も穏やかで、そんなに風で悩むこともなかった」と冷静に振り返った。
今大会は2年連続13度目の出場で、昨年大会は1打差の2位タイ。「一度も勝っていないので、悔しさはある。今年最後の締めくくりで、最低アンダーパーで回りたい。目標は優勝です」と力を込めた。