68で3位浮上の堀琴音 26歳初戦は「自然体でプレーできた」


通算5アンダーで3位に浮上した堀琴音(カメラ・今西 淳)

通算5アンダーで3位に浮上した堀琴音(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ▽ダイキンオーキッドレディス 第2日(4日、沖縄・琉球GC=6590ヤード、パー72)

 28位で出た、昨季ツアー初優勝した堀琴音(ダイセル)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算5アンダーでトップと3打差の3位に浮上した。

 強風の中、得意のショットを武器に好プレーを見せた堀は「あまり開幕戦で、いい成績を残したことなかった。初日の最初3ホールは緊張したけど、キャディーさんに『すごく緊張してるよね』とあえて口にしたのがよかった。自然体でプレーできた」と笑顔で振り返った。

 昨年大会では、19年4月以来の予選通過を果たし、2日目に安どした。「昨年は予選を通って喜んでいた状況だったので、この1年で大きく変わった」。昨年7月のニッポンハムレディスでツアー初優勝を飾り、「今年は去年にはない感情で、早く2勝目がしたいと思うようになり、変化がある。気持ちが強くなった」と強調した。

 3日に誕生日を迎え、「26歳をこうやってシードを取れて迎えられたのはうれしいなと思いながらプレーしました」と喜んだ。オフの体幹トレーニングの効果で「軸がぶれなくなった」と手応えを感じている。決勝ラウンドへ「予選と変わらない気持ちで2日間できたら」と平常心で臨む。

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