◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ(4月7~10日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7510ヤード、パー72)
日本人アマチュアとして松山英樹、金谷拓実に続き大会3人目の出場となる中島啓太(日体大)が4日、公式会見に出席した。この日は金谷とともに18ホールを回り、後半の9ホールからは松山も合流して3人でプレーした。
「松山さん、金谷さんに続いてここ(オーガスタ)に来られたのはとても光栄です。アマチュア代表の自覚と、感謝の気持ちを持ってプレーしたい。テレビで見ていた夢の舞台で実感がないが、たくさんのファンの中でプレーするのは幸せですし、準備してきたベストを出せればいい」と意気込んだ。
練習ラウンドでは昨年大会覇者で、2011年大会でベストアマチュアに輝いた松山から「グリーンの傾斜が日に日に変わるから気をつけて」と、19年以来2度目の出場となる金谷からも「グリーンに見えない傾斜がある」とアドバイスをもらったと明かし、「教えていただき勉強になりました」と感謝した。
コースについては「テレビで見ていると、この傾斜を使って寄せるんだなというのはあるけど、本当に狭いところでみんなスーパーショット連発しているんだと思いました。傾斜も強く、グリーンも印象よりも小さかった」と感想を口にした。
「一番好き」という12番(パー3)では池に入れたが、7日からの本戦に向け「いいショットを打ってゴルフの神様に認められるようなショットを打ちたい」と見据えた。この日夜には、月曜恒例のアマチュアディナーが控えている。