連覇を目指す松山英樹は72で5差19位、ウッズは71で4差10位発進 マスターズ初日


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第1日(7日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7510ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)7日=岩原正幸】前夜からの雷雨の影響で30分遅れでのスタートとなり、史上4人目の連覇を目指す松山英樹(LEXUS)は小技で耐えて3バーディー、3ボギーの72で回り、首位と5打差のイーブンパーの19位で滑り出した。

 昨年2月の自動車事故で右足に重傷を負った後のツアー復帰戦となったタイガー・ウッズ(米国)は、アイアンショットが好調で3バーディー、2ボギーの71。大会最多に並ぶ6勝目に向けて、首位と4打差1アンダーの10位と好発進した。

 初出場で世界アマチュアランク1位の中島啓太(日体大4年)は3バーディー、3ボギーの72。アマチュア最上位のイーブンパーの19位で発進した。3年ぶり2度目の出場の金谷拓実(Yogibo)は風の強まった後半苦しみ3バーディー、6ボギーの75で、3オーバーの60位スタートとなった。

 20年大会2位の任成宰(韓国)が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67をマーク。5アンダーの単独首位発進を決めた。同じく20年大会2位で、今季2勝と好調なキャメロン・スミス(オーストラリア)が4アンダーの2位。今季3勝で世界ランク1位のスコッティー・シェフラー(米国)、20年大会王者のダスティン・ジョンソン(米国)、16年大会覇者のダニー・ウィレット(英国)、ホアキン・ニーマン(チリ)の4人が3アンダーの3位に並んだ。

 メジャー2勝のコリン・モリカワ(米国)、メジャー4冠「キャリア・グランドスラム」のかかるロリー・マキロイ(英国)は1オーバーの31位。13年大会王者のアダム・スコット(オーストラリア)、世界ランク2位のジョン・ラーム(スペイン)、東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(米国)は2オーバーの43位。メジャー4勝のブルックス・ケプカ(米国)は3オーバーの60位。飛ばし屋のブライソン・デシャンボー(米国)、ジャスティン・トーマス(米国)は、4オーバーの70位と出遅れた。

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