歴史物語るマスターズ展示物に囲まれて…ライブラリーで朝食を


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 最終日(10日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7510ヤード、パー72)

 5日に歴代覇者が集い、松山がホスト役を務めたチャンピオンズディナーの会場(クラブハウス2階)で最終日に朝食をとることができた。「ライブラリー」と呼ばれ、食事会場として利用される部屋には写真パネルや世界各地域の大会トロフィー、優勝者が寄贈したクラブなどが並ぶ。

 97年にウッズが21歳で初優勝した時のドライバー、ニクラウスのサインボール、ディナーが始まった1952年の大会直前にベン・ホーガンが打ったとされる招待状(電報)など。松山がローアマを獲得した11年大会の写真も飾られていた。

 展示物からは19世紀後半、この地がもともとは果樹園だったことも分かる(コース開場は1932年)。残念ながら撮影はできないが、約4000円のオムレツ&紅茶の朝食とともに貴重な思い出を心の中に焼き付けた。(岩原正幸)

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