女子プロゴルフ、ブライトナー制度発表 青木瀬令奈、原英莉花ら「選手の等身大の姿を届けたい」


JLPGA Brightener(ブライトナー)に選ばれ、試合会場でポーズをとる(左から)大里桃子、申ジエ、勝みなみ、青木瀬令奈、吉田優利、原英莉花(カメラ・今西 淳)

JLPGA Brightener(ブライトナー)に選ばれ、試合会場でポーズをとる(左から)大里桃子、申ジエ、勝みなみ、青木瀬令奈、吉田優利、原英莉花(カメラ・今西 淳)

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が3日、今年度から「ブライトナー制度」に取り組んでいくことを発表。「JLPGA Brightener(ブライトナー)」を務める青木瀬令奈(フリー)、大里桃子(伊藤園)、勝みなみ(明治安田生命)、申ジエ(スリーボンド)、原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)、吉田優利(エプソン)の6選手が、5日に開幕する「ワールドレディスサロンパスカップ」の練習後に茨城ゴルフクラブ内で会見を行った。

 ブライトナー制度とは、アンバサダー制度と同義。現在、JLPGAが掲げているブランドコンセプトの「DRIVING BRIGHTER GREEN」を踏まえて、「女子プロゴルフの未来をもっと鮮やかに、もっと美しく輝かせてほしい」との思いを込めて「Brightener(輝かせる人)」の名称を選んだという。ブライトナーが日本女子プロゴルファーの代表としての役割を担い、女子プロゴルフの未来を輝かせるための活動を行っていく。

 JLPGAは、選手と協働してブライトナー制度に取り組むことでJLPGAのブランド価値向上、ファン拡大、スポンサー価値向上などを達成して、「女子プロゴルフの永続的発展の実現」を目指していく。具体的な活動内容は今後、選手と相談しながら検討していくが、まずはブライトナーを活用したSNSでのブランディング活動を予定。また、収益の一部をチャリティーにあてるブライトナーグッズの制作、販売も予定しており、発表記念としてトレーディングカード派生商品である完全受注生産型のエポックワンを制作販売予定。他にもアクリルスタンド、クリアファイル制作などが検討段階に入っているという。

 JLPGAのプレーヤーズ委員会委員長を務める青木は「コロナ禍もあり、女子ゴルファーの等身大の姿をなかなか届けられない2年間でもあった。プレーヤー委員会でもグッズを毎年、検討しているけど、今までも肖像を使ったグッズがなかなか、できなかった。そういった意味でもPR活動を通して、皆の動画だったり肖像を使っていきながら、元気な姿、頑張ってる姿を届けられるいいきっかけになればいいなと思う」と期待。原も「選出された皆で、もっと女子ゴルフをPRできるように頑張っていきたい。もちろん、プレーにおいても強い気持ちを持って戦っている選手の姿を届けられるきっかけになったらなと思う」と意欲を明かした。

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