稲見萌寧、東京五輪銀トレーナーと再タッグ「体の感覚とゴルフが合わなかった」今季未勝利から巻き返し狙う


練習ラウンドで同伴した川崎春花(左)と笑顔を見せる稲見萌寧(カメラ・今西 淳)

練習ラウンドで同伴した川崎春花(左)と笑顔を見せる稲見萌寧(カメラ・今西 淳)

 女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップは5日から4日間、茨城・茨城GC西C(6680ヤード、パー72)で3年ぶりに有観客で開催される。女子ゴルフの昨季賞金女王で、今季まだ勝利がない稲見萌寧(22)=Rakuten=は前年2位のメジャー、ワールドレディスサロンパスカップ(5日開幕、茨城)を控えた3日の練習ラウンド後、昨年までのトレーナー・小楠和寿氏と再びタッグを組んだことを明かした。

 今季はこれまで「体の感覚とゴルフがなかなか合わなかった」と振り返り、「あまり良い成績が出せず、自信がなくなっている」と告白。平均パット数で昨季1・7666(2位)から、今季1・8282(36位)とグリーン上で苦戦し「重心のバランスがブレて影響が出た」という。約1か月間、新トレーナーを探す中、昨夏の東京五輪銀メダル獲得時にも同行した小楠氏と契約し「夏くらいに調子が上がれば」と前向きに話した。

 今季出場7戦4勝と快進撃を続ける、親交が深い西郷真央(20)については「1回勝ったら止まらないだろうなと予想していた」と活躍をたたえた。

(岩原 正幸)

最新のカテゴリー記事