畑岡奈紗、初の出場2戦連続Vへ3位発進 フェアウェーキープ率100%「すごく良かった」


畑岡奈紗

畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー ファウンダーズ・カップ 第1日(12日、米ニュージャージー州アッパーモントクレアCC=パー72、6536ヤード)

 第1ラウンドが行われ、4月のDIOインプラントLAオープンでツアー通算6勝目を飾った畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が1イーグル、5バーディー、ボギーなしの65をマークし、7アンダーで首位と2打差の3位と好発進を切った。フェアウェーキープ率は100%とティーショットが安定した。ホールアウト後、中継局のWOWOWのインタビューで「今週の目標にしていたフェアウェーキープというところに関しては、すごく良かったと思います」と納得の表情を見せた。

 前戦V後の2週間は休養などに充てたため、3週ぶりのツアー参戦。2番パー5でいきなり見せた。第1打でフェアウェーに運ぶと、2オンし、ピン左奥約3メートルへ。下りのパットを難なく沈めてイーグル。「すごくいい位置につけられていいイーグルのスタートだった」。4番、9番でもバーディーを重ねた。後半は14番で約5メートルのバーディーパットを沈めるなど3つのバーディーでスコアを上げた。終始安定したティーショットに関しても「今、取り組んでいるスイングがコース上でもできたと思う。LAではティーショットにまだ不安要素があったけど今日はすごく良かった」と満足げだった。

 自身初のツアー出場2戦連続優勝に挑む。13日の第2ラウンドは2打差の3位と好位置から午後にスタートする。「午後は午前中よりも風が吹くと思うけど、風の向きやピンの位置をしっかり把握してから(キャディーの)グレッグと一緒に頑張りたいと思います」と世界ランク6位は表情を引き締めた。

 マデレーネ・サグストロム(スウェーデン)が9アンダーで単独首位に立った。メーガン・カン(米国)が8アンダーで1打差2位。8戦連続予選通過中の古江彩佳(富士通)は72で回り、イーブンパーで66位だった。笹生優花(フリー)は73とスコアを伸ばせず、1オーバー92位とやや出遅れた。

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