初優勝を目指す大西魁斗が雨にも負けず難関の大洗GCで前半31 2位に5打差


1番ティーショットを放つ大西魁斗(カメラ・宮崎 亮太)

1番ティーショットを放つ大西魁斗(カメラ・宮崎 亮太)

◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィックオープンダイヤモンドカップ  第2日(13日、茨城・大洗GC=7163ヤード、パー70)

 首位スタートの大西魁斗(ZOZO)が前半を終了した。10番からスタートして、雨が降る中、難コースの大洗GCで前半の9ホールを4バーディー、ボギーなしの31をマーク。通算9アンダーとして、2位以下に5打差をつけ、初優勝に向けて突っ走っている。昨年5月、大西はツアーデビュー戦のゴルフパートナープロアマで4位で最終日を迎えたものの、ツアーの新型コロナ感染症対策特別トーナメント規定に抵触すると判断されたため、棄権を余儀なくされるアクシデントに見舞われたが、米国で磨いた実力は本物。第1日終了後には「まずは予選通過して、そこから優勝を目指したい」と抱負を明かしていた。

 4打差の2位は、スタート前の今平周吾(ダイヤ)ら4人。

 第1日に2打差6位と好スタートを切り、ツアー史上2番目の年長優勝を目指す54歳の大ベテラン谷口徹(フリー)は午後零時40分にスタート予定。

 前戦の中日クラウンズ(4月28~5月1日)で今季自己最高の7位となり、復調気配の石川遼(カシオ)は第1日はイーブンパーの34位。午前11時30分にスタート予定。

 首位から出た岩田寛(フリー)は雨の中、7ホールを消化し、バーディーなしの3ボギーで通算2アンダーにスコアを落とし、14位に後退している。

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