昨年覇者・稲見萌寧「チャンスが来たらものにしたい」 同組・渋野とは「一緒にいるだけで楽しい」と心待ち


プロアマ戦でショットを放ち笑顔を見せる稲見萌寧(カメラ 今西 淳)

プロアマ戦でショットを放ち笑顔を見せる稲見萌寧(カメラ 今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス プロアマ(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6713ヤード、パー72)

 2週連続3位と調子を上げている昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が18日、公式会見に登場した。中京GC石野Cで行われた昨年の中京テレビ・ブリヂストンレディスでは初日に61をマークし、通算15アンダーで優勝した。「コースの感じ、タイプも違うので、ディフェンディングという感じが少ない。スタート前に名前を呼ばれる時(に意識する)くらい」と冷静に話した。

 予選ラウンドは今季国内初出場の渋野日向子(サントリー)、前週優勝の渡辺彩香(大東建託)との注目組。1学年上の渋野とのラウンドに「楽しみです。一緒にいるだけで楽しい。笑顔でやれるのが一番大きい。すごいことを成し遂げて、大変な時期も乗り越えているので、勉強になる」と心待ちにした。

 コースの印象については「距離が長く、グリーンが小さいので、けっこう難しいな」と口にし、「ティーショットがフェアウェーに行ってくれないと、グリーンで止めるのが難しい。安全なマネジメントがいい」と見据えた。

 今季初優勝への思いを問われ、「2回3位になったからというより、上位で戦ったり、優勝争いの回数が増えていくと勝てるかなと思う。チャンスがきたらものにしたい」と力を込めた。

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