
3番をパーセーブし笑顔を見せる前多愛(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 第1日(14日、長野・軽井沢72G北C=6590ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、23歳ルーキーの前多愛(めぐ、フリー)が8バーディー、2ボギーで6アンダーの66をマークし、自己最高の9位と好発進した。首位と5打差。
出だしから4連続バーディーでロケットスタートを切った。10番で5メートルのスライスラインを沈めると、11番で1メートル、12番は30センチのベタピン、13番は8メートルをねじ込んだ。「洋芝は縦の距離感が合わせずらくて苦手なので、バーディーが連続で取れてすごくうれしい」と笑み。自己ベストまで1打に迫る66に「かなり良いと思う」と自画自賛した。
父の仕事の関係で米インディアナ州で生まれ、滋賀県大津市で育った。昨年、6度目の挑戦となったプロテストで悲願の合格をつかんだ苦労人。名前は「愛」と書いて「めぐ」と読み「もっと覚えてもらえたらうれしい」と、1年目から飛躍を誓う。
7月の資生堂JALレディスは初日の60位から最終日に首位に追いつき、史上最多7人でのプレーオフに敗れたが、自己最高の2位に入った。「自信になった。いい経験をしたと思う」。その後は洋芝や酷暑に苦戦し、4戦のうち2戦で予選落ち。今季後半戦へ「予選通過するだけではなく、上位争いができるように、決勝ラウンドでもスコアを伸ばしたい」と力を込めた。
3週前の大東建託・いい部屋ネットレディスは19歳ルーキーの加藤麗奈(ヤマエグループHD)、前週の北海道meijiカップはプロ3年目の22歳・吉沢柚月(三菱電機)と、2戦連続でツアー初優勝者が誕生している。前多は「明日からもバーディーをたくさん取りたい。極力、ボギーを打たないように心がけて頑張りたい」と語り、初Vラッシュに続いてみせる。
◆前多 愛(まえだ・めぐ) 2002年10月6日、米インディアナ州生まれ、滋賀県大津市出身。23歳。7歳でゴルフを始める。大阪・ルネサンス高時代の19年に西日本女子アマチュアゴルファーズ選手権で優勝。25年プロテストで6度目の挑戦で合格。ツアー最高成績は26年資生堂JALレディスの2位。156センチ、52キロ。

