今田竜二が分析 自己ワースト60位も松山英樹はいい感覚つかめたはず まずはゆっくり休んで首の治療を


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 最終日(22日、米オクラホマ州サザンヒルズCC=7556ヤード、パー70)

 松山英樹(30)=LEXUS=は4バーディー、7ボギーの73と伸ばせず。メジャー自身初の4日間オーバーパーで通算9オーバーの大会自己ワースト60位で終えた。

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 今大会の松山選手は、アイアンショットを左に曲げるミスが多く見られました。初日から風を意識して、上半身を大きくかぶせて打とうとしていたが、上半身が突っ込み過ぎていた。体にも負担がかかり、首の痛みもあったと思います。それでも、パットは遅いグリーンでもしっかり短いパーパットを決め続けた。今後へいい感覚をつかめたと思いますね。全米オープンに向けては、まずは休んで首をしっかり治して欲しい。

 優勝争いは歴史的な大混戦になりました。第3日終了時点の上位4選手にツアー優勝経験が無く、皆何とかスコアを維持しようと消極的な守りのゴルフになって、重圧もあってミスをした。一方で、7打差を追った経験豊富な実力者のトーマス選手は冷静でした。多彩なショットを駆使して、攻めのゴルフに徹したことが勝因だったと思います。(プロゴルファー・今田竜二)

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