全米女子オープン出場予定・小祝さくらは5位発進も「ミスを減らしたい」足早に練習場へ


小祝さくら

小祝さくら

◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第1日(26日、山梨・メイプルポイントGC=6580ヤード、パー72)

 6月の全米女子オープン(2日~5日・米ノースカロライナ州)に出場する小祝さくら(ニトリ)が、メジャー前の試合で上々のスタートを切った。6バーディー、3ボギーの69で回り、3アンダーで3打差の5位で滑り出した。「もうちょっと伸ばしたかったけど、まずまずかなと思います。全体的には悪くなかったと思うんですけど、でもやっぱり1個のミスでボギーになってしまったところもあった。明日はそういうのを減らしていきたいなと思います」と語った。

 前半はパープレーで、10番、12番、14番でバーディーを重ねた。17番では約3メートルをねじ込んでバーディーを奪ったが、18番で2メートルの好機をものにできずパー。「ティーショットをもうちょっと自信を持って打ちたいのと、あとはミドルパットで打ちミスというか、打った瞬間『あっこれ入らないな』というのが多いので、そういったミスを減らしたいですね」と、2日目以降の改善点を挙げた。

 ティーショットでは、ドローを打つ時に出る「手を返してしまう」クセや「タイミング命になる」という点を改善すべく、昨年頃から意識的にフェードを打っている。次週のメジャーに向けても課題の一つだ。この日は4番で左の林に曲げてボギーとしており「前半は左に打ちミスをしてしまったり、まだ安心しては振れないかな。でも後半は結構安定した球を打てていたので、この後、練習場でもう一回、確認したいですね」と話し、足早に打ち込みに向かった。

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