稲見萌寧、2週連続優勝へボギーなし4アンダー好発進「うまく耐えられた」


稲見萌寧は10番でティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

稲見萌寧は10番でティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第1日(9日、兵庫・六甲国際GC=6527ヤード、パー72)

 昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、4アンダーでホールアウトした。2週連続優勝に向けて、前半スタート組終了時点で首位と3差の暫定4位につけた。

 出だしの10番で3メートル、続く11番では5メートルのパットを決めて連続バーディー発進。折り返した後半も3、6番で2メートルを沈めてスコアを伸ばした。最終ホールの9番では、カラーから6メートルを決めてパー締め。ボギーを防いだ稲見は「“ガッツパー”で、終わりも良かった」と笑顔でフィニッシュした。

 初日のプレーを振り返って「最初の方はショットでいいのもあり、パッティングも入ってくれて全体的に良かった。途中からショットが少し曲がって、木の裏へ行ってピンを狙っていけない所があったりして、ちょっともったいなかった。でも、めちゃめちゃミスショットというより、風がどっちかと悩んで打ちにくくて番手が微妙なキャリーだったり、少しボールに泥がついてたりとか、そのくらいの影響の誤差。全体的には、いい感じで終わったかなと思う」と総じて好感触だった様子。「もったいないのもあるが、うまく耐えられた」と納得の表情を見せた。

 前週のリシャールミル・ヨネックスレディスで、今季初勝利。開幕から7戦は2度の予選落ちに、棄権も1度と苦しんだが、ここ7戦で3位以内が4度と復調してきた。2週連続Vの期待がかかる残りのラウンドへ向けて「ショットがもうちょっと、かみ合ってくるように修正できたらいいなと思うのと、パッティングは継続してやっていけたらいい」と締めた。

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