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14番、ティーショットを放つ山下美夢有(カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー今季最終戦 メジャー▽JLPGAツアー選手権リコー杯 第1日(24日、宮崎・宮崎CC=報知新聞社後援)
宮崎CCは高麗芝のグリーンで、今季ツアーでは3月のダイキンオーキッドレディス(L)、4月のフジサンケイLに続き3回目。ツアーで多く見られるベント芝と違い、パッティングではしっかり打ち抜いていかないと芝目の影響を受けやすく、カップ際で切れてしまうことも。また、昨年より芝が元気でラフが伸びています。グリーン周りの技量がより求められてきます。
松林に囲まれたホールやドッグレッグのホールはティーショットから重要に。スコアを作る上では9~13番でパー5が3つあり、そこで流れを作って終盤に向かえるかが、一つポイントになります。山下選手は14回中13回フェアウェーをキープし、グリーン上も緩みなく打てており、取るべきホールで取れたことも明日以降に向けて大きい。平均ストローク60台の記録もかかりますが、調子が良く、最終戦も上位で引っ張ってくれると感じた初日になりました。(女子プロゴルファー・諸見里しのぶ)