渋野日向子「育ててくれた競技に恩返し」…ソフトボールのジュニア大会を初開催


始球式を行う渋野日向子(カメラ・石田 順平)

始球式を行う渋野日向子(カメラ・石田 順平)

 ゴルフで日米ツアー通算7勝の渋野日向子(24)=サントリー=が25日、地元の岡山県野球場でソフトボールのジュニア大会「渋野日向子杯」を初開催した。アスリートが他競技の大会を主催するのは異例。小学2年からソフトボールに励み、6年時に4番・エース。試合前の始球式で剛速球を披露し「育ててくれた競技に恩返しをしたくて。プロになってからの夢をかなえられてうれしい。一番いいクリスマスになった」と感慨深げだった。

 スナッグゴルフの指導も行い「違う競技の子にもゴルフの楽しさが伝わっていたらうれしい」。“しぶこサンタ”は、参加者20人にキャベツ太郎などおなじみの駄菓子を贈った。

 来季は2月の米ツアー、ホンダLPGA(タイ)で初戦を迎える。「子供を見て負けず嫌いだった昔を思い出した」と原点に立ち戻り「やっぱり勝ちたい思いが強くなった」と米2勝目を誓った。(宮下 京香)

最新のカテゴリー記事