国内女子プロゴルフツアーの選手会にあたるプレーヤーズ委員会の委員長に、ツアー1勝の木村彩子(27)=富山常備薬=が今季新たに就任することが24日、分かった。20~22年まで委員長を務めた青木瀬令奈(30)=リシャール・ミル=は副委員長として支える。
木村は昨年6月にアース・モンダミンカップでツアー初優勝を飾った。かつての中古ショップのアルバイト店員は、この試合でツアー最高額の賞金5400万円をゲット。会見で約2700万円相当の高級外車を購入するプランを明かすなど、一躍話題となった。
同委員会は日本女子プロ協会(JLPGA)内に位置づけられ、委員長は協会と選手間の橋渡し役を担う。ファンサービスや競技のPRでも、積極的に発信を行っている。近年は通算14勝の有村智恵(19年)ら実績豊富な選手が務めることが多かった中、昨年初優勝したばかりの木村の抜てきは異例といえる。