◆女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS 指定練習日(16日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6419ヤード、パー72)
地元・鹿児島出身で渡米前最後の国内出場となる勝みなみ(明治安田生命)が公式会見に出席した。
慣れ親しんだコースでの一戦を前に「ゴルフ場と家の行き来なので、あまりいつもと変わらない。ナビを使わなくていいので楽ですね」と笑いながら「友達とかも『行くよ』と言ってくれている」と楽しみにした。
コースについては「グリーンも“硬早”(カタハヤ)で仕上がっているので、いつもの高牧とは感じが違う。ショートホール(パー3)が苦手なので、パーかバーディーで3日間回れたら上位に行くと思う」と印象を口にした。前週の明治安田生命レディスは6位。「まだショットに関してはこのスイングがいいなというのがつかみきれていないので、試合の中でつかめていけたら」と、さらなる向上を誓った。
3連戦目となるこの試合を最後に渡米し、23日開幕のドライブオン選手権(アリゾナ州)から米ツアーを主戦場とする。「米国で5試合リランキングまで戦う。まずは向こうで1年間プレーしたい。(日本に)戻ってくるというよりは、これを最後という気持ちの方が向こうでの活躍につながると思う。地元・鹿児島でお世話になっているゴルフ場でツアーを戦えるのはなかなかないこと。すごくいいタイミングなので、優勝を目指して頑張る姿を見せたい」と言葉に力を込めた。
初日は同学年の小祝さくらと同組で回る。WBCの侍ジャパンでヌートバー選手を中心に流行している「ペッパーミル・パフォーマンス」にも「バーディーを取ったら、やろうかな(笑い)」と意欲を見せていた。