安田祐香 初優勝へ、出身も年齢も同じ蝉川泰果をプロ初Vに導いた清水キャディーと今季3度目のタッグ


笑顔で練習ラウンドする安田祐香(カメラ・今西 淳)

笑顔で練習ラウンドする安田祐香(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 練習日(2日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 2000年生まれの“ミレニアム世代”で、ツアー未勝利の安田祐香(NEC)が18ホールを回り、4日の開幕に向けて調整を行った。「良くも悪くもないが、先週はいいゴルフができていない。疲れも出始めていて、セッティングも難しいので、調子にかかわらず万全にプレーができれば」と意気込んだ。

 先月の男子プロゴルフツアー、関西オープンでは同じ兵庫出身で、小学校の頃から知っているという同い年の蝉川泰果(フリー)がプロ初優勝を飾った。「刺激になるし、アマチュアで優勝もしたり、結構ニュースは見ているので、自分も頑張らないといけないと思う」と安田。蟬川を優勝に導いた清水重憲キャディーと、今季3度目のタッグで臨む。

 前回大会は、最終日を最終組でスタートしたが、首を痛めたことも影響し、7位と及ばなかった。「(コースは)好きな方。頭をすごく使うので、やりがいのあるコース。難しいですけど、いいゴルフができれば自信にもなる」。イ・ボミ(韓国)を2度の賞金女王に導くなど、“優勝請負人”と呼ばれる清水キャディーのもと、初勝利を狙う。

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