大雨で中止の女子ゴルフ・ヨネックスLは27ホールの超短期決戦も 最悪の場合、競技不成立


雨で水たまりのできた18番フェアウェー。悪天候で第1ラウンドが中止となった (カメラ・今西 淳)

雨で水たまりのできた18番フェアウェー。悪天候で第1ラウンドが中止となった (カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー リシャール・ミル ヨネックスレディス 第1日(2日、静岡・朝霧ジャンボリーGC=6687ヤード、パー72)

 第1日の競技は悪天候のため中止が午前5時20分に決定された。今大会は36ホールの短縮競技となり、第1ラウンド終了後、60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出する。

 早朝に中止が決定したため、この日、全選手がコースに現れず、宿泊ホテルなどで調整、静養に努めた。会場周辺は大雨が続き、コースのダメージは避けられない状況。天気の回復とコース整備が遅れた場合、36ホールを消化できずに18ホールと同一の9ホールを加えた27ホールの「超短縮決戦」となる可能性もある。1988年のツアー制度施行後、天候を理由に27ホール決戦となった大会は過去に8度。最近では2021年NEC軽井沢72が第2日に中止、最終日に9ホールが行われ、小祝さくら(ニトリ)が優勝した。

 少なくとも27ホールを消化できない場合、競技不成立となる。3日以降の天候回復が待たれる。

 今大会は例年、新潟・ヨネックスCCで行われているが、今年は提携コースの朝霧ジャンボリーGCでの特別開催となっている。

最新のカテゴリー記事