小祝さくらがツアータイ記録の8連続バーディー! 初日ダブルボギー連発で最下位から首位浮上


2番、セカンドショットを放つ小祝さくら(カメラ・渡辺 了文)

2番、セカンドショットを放つ小祝さくら(カメラ・渡辺 了文)

◆女子プロゴルフツアー 楽天スーパーレディース 第2日(28日、兵庫・東急グランドオークGC=6636ヤード、パー72)

 53位からスタートした小祝さくら(ニトリ)が、4番から11番まで8連続バーディーを奪い、ツアータイ記録をマークした。その時点で通算10アンダーとして首位に浮上した。

 小祝は1番でバーディー発進。2、3番をパーとした後、4番から6連続バーディーで、前半のハーフで7バーディー、ボギーなしの29をマーク。後半も勢いは止まらず、10番、11番でもバーディーを重ねて、11年スタンレーレディス第3ラウンドで諸見里しのぶがマークした8連続バーディーに並んだ。12番パー3で約7メートルのバーディーパットが惜しくも決まらず、新記録は逃した。

 初日、小祝は10番からスタートし、10番と13番でダブルボギーを連発。4オーバーと大きく出遅れ、その時点では最下位に沈んだ。しかし、その後、6バーディー、1ボギーと立て直し、初日を1アンダーの53位で終えた。そして、第2日に驚異のバーディーラッシュ。最下位から首位に浮上した。

 日本女子ツアーの9ホールの最少スコアは11年スタンレーレディス第3ラウンドのアウトで諸見里しのぶがマークした27(9アンダー)。1ラウンド最少スコアは昨年のミヤギテレビ杯ダンロップ第1ラウンドで山下美夢有(みゆう、加賀電子)がマークした60(12アンダー)。

 小祝はハーフの最少スコア記録には2打及ばなかったが、18ホールの新記録更新なるか。終盤のプレーがさらに注目される。

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