金谷拓実「チャンス残った」粘って粘って3位、68通算11アンダー


16番、ティーショットを放ち、声援に応える金谷拓実(カメラ・今成 良輔)

16番、ティーショットを放ち、声援に応える金谷拓実(カメラ・今成 良輔)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(2日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 踏みとどまった。首位と2打差2位で出た金谷拓実(25)=Yogibo=は、4バーディー、2ボギーの68で回り、通算11アンダーの3位。「ボギーが先行して難しいラウンドになったけど、最後まで粘り強くプレーできた」と振り返った。

 賞金ランク上位3人で回った。2位の蝉川がイーグル発進し、中島とともに首位に並んだ。その陰で金谷は2番でボギーをたたき、6番パー5では1打目を左バンカーへ。だが、勝負強いパット、緻密(ちみつ)なマネジメントで2つスコアを伸ばした。「後半も少し長いパーパットが残ったけど、そういったのをしっかり沈めることができたので、明日にチャンスが残った」と振り返った。

 最終日最終組に入れなかったが、「集大成なので笑って終われるように。前から最終組の選手にプレッシャーをかけるようなプレーを前半からしたい」と金谷。虎視たんたんと逆転優勝を狙う。(瀬川 楓花)

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