パターブランドのピレッティと新たに契約した香川友（提供写真）
国内男子ゴルフで３月に１５歳７か月の史上最年少でプロ転向する香川友（とも、１５）＝千葉・野田一中３年＝が米国発のパターブランド「ピレッティ」と契約したことが２５日、分かった。
繊細さが要求されるショートゲームを得意とする香川は「数多くのパターを試していて、なかなか自分に合うパターが見つかりませんでした。その時に知人の紹介で、初めて使ったパターがピレッティさんのパターです。手の感覚で、持った時に重さ、バランスが自分の型にはまりました。球を軽く打っても、強く打っても順回転で最後カップまで、生きたボールが出せるパターです。すごく感謝しています。このパターと共に一緒に戦っていきます」と新たな相棒を手に笑顔で語った。
香川は昨年秋、日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）が実施するツアー出場権をかけた予選会に参戦し、３次に進出して８１位。その後、ＪＧＴＯ内で話し合いが行われ、中学を卒業する３月１３日をもって最年少でプロに転向することが決定した。これでスポンサーは１０社目となった。
◆香川 友（かがわ・とも）２００８年７月３１日、千葉・野田市生まれ。１５歳。１歳から父・正宏さんが経営する「関宿ゴルフ練習場」で打ち始める。ドライバーはキャリーでの飛距離で３００ヤード近く。小学６年の２０年１０月に茨城県内のミニツアーで、優勝したプロと同スコアの６７でベストアマ、昨年７月の山梨オープンでもベストアマを獲得。これまでツアーは３試合に出場。憧れの選手はフィル・ミケルソン（米国）。趣味、特技は海釣り、サーフィン、スケボー、野球。好物は吉野家の牛丼。１７５センチ、１０３キロ。
◆スポンサーは１０社 豫洲短板産業株式会社、明治安田、株式会社けんせつパーク、大門パフォーマンススタジオ、株式会社釣八、ＭＡＳＳパートナーズ法律事務所、新たに「ピレッティ」、その他３社となっている。