吉田優利
米女子プロゴルフツアーの朴セリ選手権は２１日から４日間、米カリフォルニア州・パロスバーデスＧＣ（６４４７ヤード、パー７１）で行われる。今季から米ツアーに本格参戦する吉田優利（エプソン）が２０日、中継局のＷＯＷＯＷの取材に応じた。“デビュー戦”を直前に控え「すごく楽しみにしていますし、どんな風になるのか分からないので不安もありますが、少しずつコースにアジャストしていければ」と今季初戦へ意気込んだ。
昨年１２月のＱシリーズ（予選会）で７位となり、出場資格を獲得した。約３か月のオフは上半身のトレーニングを重点的に行い、米ツアー挑戦へ備えたという。「なかなか調子が上がらなかったり、不安はいっぱいありますけど一試合一試合、しっかり戦っていきたい」と成果を発揮する。
会場のパロスバーデスＧＣは、自然を活かしたハザードや、小さなグリーン、狭いフェアウェーが待ち受ける。「アップダウンが激しくて、インコースは特に（距離が）短めで、グリーンは小さくてアンジュレーションも強い」とコースの印象を語った。西海岸特有のポアナ芝へは「芝目は強いですけど、転がりは良い感じがする。自分は全然嫌いじゃないので、そこをしっかり入れられたら」と前向きに捉えている。今大会は米ツアーメンバーの日本勢９人が初めて集結する。