21年大会覇者・金谷拓実は「今週も優勝目指して頑張りたい」…28日から男子ツアー開幕戦


雨の中、アプローチ練習場で調整する金谷拓実 (カメラ・豊田 秀一)

雨の中、アプローチ練習場で調整する金谷拓実 (カメラ・豊田 秀一)

◆男子プロゴルフツアー開幕戦 東建ホームメイトカップ 練習日(26日、三重・東建多度CC名古屋=7069ヤード、パー71)

 2021年大会覇者の金谷拓実(Yogibo)が取材に応じ、開幕戦への抱負を語った。「昨季終盤、左へのミスが多かったので、オフはショットの精度を上げられるように意識して取り組んだ。今週も優勝目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 昨季賞金ランク3位で終え、今年は1月の米ツアー、ソニー・オープンから始動。その後、アジアンツアーに3試合出場し、2月下旬のオマーンでの大会では7位となった。欧州ツアーの出場資格も持つが、出場権がおりてくる状況ではないといい「もう少し去年の(日本ツアー賞金ランク3位の)資格で出られる試合もあるかなと思って準備をしてきたけど…。それ(今の状況)も仕方ないこと。その中で目の前の一つ一つの試合で結果を出せれば」と語った。

 東北福祉大の先輩で尊敬する松山英樹が2月の米ツアーで優勝。金谷は「ここ最近、皆さんも調子悪いのかなと思っていたと思うんですけど、そういった状況でも松山さんの日々練習する姿を学生の頃からたくさん見てきている。いい時も悪い時も続けているから、結果に結びつくと思ったし、松山さんのすごさを感じた」と改めて刺激を受けた様子。また、星野陸也が欧州ツアーを制するなど「星野選手も、(アジアンツアーで)幡地(隆寛)さんも海外で優勝して、みんなで相乗効果でうまくいったらなと思います」と、世界に目を向ける25歳にとっても発奮材料となったようだ。

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