◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ 第3日(13日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7555ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)=13日】第3ラウンド(R)が行われ、50位から出た2021年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算5オーバーでホールアウトした。最終組が前半を終了した時点で、29位まで順位を上げている。
第1組からリッキー・ファウラー(米国)と午前9時35分(日本時間午後10時35分)にスタート。前日までと比べると穏やかなコンディションのなかでのプレーとなった。
2番パー5でグリーン左手前のバンカーから1メートルに寄せると、3番では第2打をピン手前1メートルにつけ、今週初の連続バーディー。9番でも伸ばし、3オーバーで折り返した。
後半は10番で第2打をグリーン奥に外しボギー。11番で5メートルのパーパットをねじ込んだが、12番パー3は第1打がグリーン左にはね、第3打が寄らずに再びスコアを落とした。
13番パー5で取り返して4オーバーとしたが、17番で第1打を右に曲げ、ボギーを喫した。嫌な流れで迎えた最終18番でも、ティーショットを右に曲げた。前方に木が立ちはだかる約170ヤードの第2打。低く出して転がし、グリーン手前まで運んだ。ピン奥3メートル弱を沈めて、パーをセーブした。
以下、ホールアウト後の一問一答。
―バーディーが先に来た。その後はもどかしい一日に
「いや、そういうのは、とくになかったです」
―18番をパーでセーブし、アンダーパー
「あしたもリッキーと一緒かもしれないので、それが楽しみだなと思います」
―昨日までと比べてかなりコンディションが良かったが
「できるだけスコアを伸ばそうと思っていたんですけどね」
―11、14、18番など、良いパットが決まった。感覚は
「まあ、入ったからいいんじゃないでしょうか」
―18番のセカンドはイメージ通り
「あれしかないので、はい」
―今週のアプローチの感触は
「うーん…良かったらもうちょっと寄っているんじゃないですかね」
―71のスコアについて
「昨日までよりは良いと思うの、あしたもうちょっと良いゴルフができるようにしたいです」
―10年連続で迎えた決勝ラウンド。タイガー・ウッズは今年で出場24大会連続の予選通過を記録したが
「とてつもない数字だと思います。あと14年ということは、46歳まで僕はずっと予選を通り続けなきゃいけないと考えると、なかなか達成できるような記録じゃないと思いますし。そのなかでグリーンジャケットを5回も取っているっていうのは本当にすごいなと思います」
―最終日へ
「風はずっとあると思うので。それをうまく利用しながらプレーをできるように頑張りたいなと思います」