天本ハルカが大会記録の19アンダーで初V「複数回優勝を目指してこれからも頑張りたい」


通算19アンダーでツアー初優勝を果たしギャラリーとタッチを交わす天本ハルカ(カメラ・今西 淳)

通算19アンダーでツアー初優勝を果たしギャラリーとタッチを交わす天本ハルカ(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(28日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)

 首位タイから出た天本ハルカ(フリー)が7バーディー、1ボギーの66で回り、トーナメントレコードを更新する通算19アンダーでツアー初優勝を飾った。

 3番でバーディーを先行させると、8番から12番まで5連続バーディーを奪った。その後、13番でボギーも17番のバーディーで突き放した。渋野日向子、畑岡奈紗、勝みなみ、小祝さくら、原英莉花らを擁する1998年度生まれ「黄金世代」では、3月の臼井麗香に続く15人目の初優勝者誕生となった。

 蛭田みな美、岩井千怜(ちさと)、尾関彩美悠(あみゆ)の3人が2打差の17アンダー2位で並んだ。

 初優勝から3週連続Vの史上初の快挙が懸かっていた竹田麗央(りお)は16アンダーで、河本結と並んで5位だった。

 首位で出た佐久間朱莉は70で、15アンダーの7位となった。

 天本ハルカ「なかなか優勝した実感がわかなくて、フワフワしているけど、一言うれしいです。(黄金世代としての優勝)まだまだ同世代にたくさんの選手がいる中で、私は3年目だけど、これからどんどん追いつけるような、追い越せるような選手になりたい。(母が初優勝を見守り)私はプロテストに通る前も長かった。優勝という大きな結果に結びついて、最後あがって母のうれしい顔が見られてホッとしている。(今後の目標)開幕戦から優勝を目指してやってきて、達成することができた。今シーズンはもっと上にいけるという気持ちをもって、複数回優勝を目指してこれからも頑張りたい」

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