原英莉花、68で今季最高4位発進 16番ではガッツポーズ「バーディーにつながって良かった」


17番ティーショットを放つ原英莉花。初日4アンダーで首位と3打差の4位に付けた(カメラ・今西 淳)

17番ティーショットを放つ原英莉花。初日4アンダーで首位と3打差の4位に付けた(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第1日(20日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)

 ツアー5勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が5バーディー、1ボギーの68で回り、今季最高の4位発進した。今週は2年前に作成したパターを投入。「キャディーをして下さっている宮崎(晃一)さんのラインを頼りながらプレーしていた。自分のフィーリングとマッチしていたので、難しいパーパットも決められ、不安なくプレーできた」とグリーン上が好調でパット数は「26」をマークした。

 首位と5打差で迎えた16番。6メートルの上りフックを沈めてガッツポーズも出るほど、気合いが入っていた。「残り3ホールで(差を)縮めていきたいと思っていました。ティーショットがすごく良かったので、バーディーにつながって良かった」と笑顔でうなずいた。最終18番では3・5メートルのスネークラインを読み切り、バーディーで一日を締めくくった。

 今季は13試合で5度の予選落ち。優勝争いもできず、もどかしい試合が続いているが、焦りはないという。「もっと飛距離を伸ばしたく、トレーニングにも励んでいる。時間はかかるが、その中でいいプレーがしたい。チャンスがきたら優勝に向けて勝負がかけられるようにしたい」。今年は同学年の「黄金世代」5人が優勝を挙げていることも刺激になっている。「私も頑張ろうと思える」と流れに乗りたい構えを見せた。19年には2位、20年は5位と好相性の大会で今季初勝利を目指す。

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