ペア戦を20位で終えた渋野日向子「めちゃくちゃ楽しかったけど、めちゃくちゃ悔しい」


◆米女子プロゴルフツアー ダウ選手権 最終日(30日、米ミシガン州ミッドランドCC=6291ヤード、パー70)

 2人一組のチーム戦で争う今大会。ホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボールによる最終ラウンドが行われ、渋野日向子(サントリー)・勝みなみ(明治安田)の同学年コンビは63をマークし、通算14アンダーの20位となった。

 試合後は2人そろって中継局WOWOWのインタビューに応じ、渋野は「今日はスタートの勝っちゃんのパーパットからすごく流れが良かった。なかなか自分もパターを決めることができず、申し訳なかった」と振り返った。

 勝は「私は昨日の失敗もあるので、今日取り返したい、序盤で流れをつけたいなと。2つバーディーがきて、そこから耐えながら、バーディーをたくさん取れた」とうなずいた。

 4日間を振り返り、渋野は「めちゃくちゃ楽しかったけど、めちゃくちゃ悔しい。1日目と3日目が。ほんと、オフに練習しようっていう話をしているんで。来年に向けて、マジでリベンジ頑張ります」と誓い、勝も「しぶこと生活するのが思った以上に楽しくて、嫌われないか心配だったんですけど(笑い)。お互いに変なとこがあっても嫌わないでね、みたいに言いながら、今週来たけど、居心地が良くて、それがチームワークに出た。来年はもっと上位にいけるように頑張ります」と笑顔で話した。

 ともに日本への一時帰国を挟み、次戦はメジャーのエビアン選手権(7月11日開幕・フランス)の予定。「一回帰国してちょっとゆっくりして、リラックスして、いい状態で戻ってきます」と渋野。メジャー第4戦に向け「しっかり予選通過して、上位で頑張りたい」と気合を入れた。

 勝もエビアンに向け「私もまずは予選通過を目指して。景色もきれいで、ご飯もおいしいので、そういうのも楽しみながら、4日間楽しんで回れたら」と見据えていた。

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