◆報知新聞社後援 Sky presents 2024年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権大会 文部科学大臣旗争奪 団体の部(高校の部=サンヒルズCC、男子6891ヤード、女子6241ヤード、中学の部=ピートダイGC VIPコース、男子6730ヤード、女子6273ヤード、いずれもパー72)
「緑の甲子園」と呼ばれている中・高ゴルフ部ナンバー1決定戦「Sky presents 2024年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権大会 文部科学大臣旗争奪 団体の部」の最終日が6日、行われた。高校男子は千葉黎明が逃げ切り初優勝。同女子は大阪桐蔭が逆転で悲願の初Vを飾った。中学男子は滝川二(兵庫)、女子は埼玉栄がともに初優勝した。
高校の部は前日の雷雨の影響で消化できなかった残り9ホールを行う短縮競技となり、2日間18ホールでの決戦となった。
男子は、千葉黎明が11アンダーで初優勝した。前回大会は初日首位に立つも3位と惜敗。キャプテンの中嶋太我(3年)は、「2日目落ちるのは黎明のジンクス。今年は攻めすぎずに安定したゴルフを心がけた」と、慎重なゴルフで見事リベンジを果たした。
同女子は、エース・岩永杏奈を筆頭に、オール1年生というフレッシュな編成でのぞんだ大阪桐蔭が、12アンダーで悲願の初Vを達成。3年生としてサポートメンバーに加わった元山優里は「日頃から勢いのあるチーム。やってくれると思ってました。とくに南田(りいな)が、最終日に2アンダーと頑張ってくれたと思います。選手として出場できなかったのは悔しかったですが、最後に大阪桐蔭が優勝できて良かった」と、涙ぐみながら後輩の偉業をたたえた。
また、中学の部は18ホールで競技が行われ、前日の9ホールとあわせて27ホールで争われた。
男子は5オーバーで、滝川二と日章学園(宮崎)が並んだが競技規定の結果、滝川二が日章学園の4連覇を阻み初V。同女子は埼玉栄が7オーバーで、日章学園に15打差を付けて初優勝した。
<上位成績>
▽高校男子〈1〉千葉黎明205〈2〉興国207〈3〉沖学園207
▽高校女子〈1〉大阪桐蔭204(105、99)〈2〉ルネサンス大阪207(108、99)〈3〉生光学園207(107、100)
▽中学男子〈1〉滝川二329(109、220)〈2〉日章学園329(113、216)〈3〉沖学園336(110、226)
▽中学女子〈1〉埼玉栄331(113、218)〈2〉日章学園346(117、229)〈3〉沖学園347(120、227)
※スコアは高校が18ホール、中学は27ホールの上位3人の合計。同スコアの場合は4人目で順位を決定。