馬場咲希「すごく楽しみ」国内プロデビュー戦 米国では「週6ステーキ」でスタミナキープ


プロとして国内ツアー初参戦の馬場咲希がプロアマ戦に出場し笑顔を見せる(カメラ・今西 淳)

プロとして国内ツアー初参戦の馬場咲希がプロアマ戦に出場し笑顔を見せる(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー  富士通レディース プロアマ戦(10日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)

 今季米下部のエプソンツアーを主戦場とし、プロとしては国内ツアーデビュー戦となる馬場咲希(サントリー)が、日本では初のプロアマ戦に出場。18ホールを回り、「楽しかったです」と笑顔を見せた。

 同ツアー最終戦を6日に終えて8日夕方に帰国したばかりだが、9日には朝からコースを回り精力的に調整を続けている。ゴルフの状態は「うーん…という感じです」と首をかしげつつ、「エプソンツアーはギャラリーさんがあまりいないので、日本のギャラリーさんの前でプレーできることがすごく楽しみ」と気持ちを高めた。

 最終戦単独3位以内ならレギュラーツアー昇格だったが、結果は8位。年間ポイントランクは18位で、同15位までのレギュラーツアー出場資格獲得はならなかったが、得られたものは大きかった。「去年までは父と一緒に試合を回っていたけど、今年は1人で試合中のエラーや課題について考えなきゃいけなくて、精神的にも大変だったけど、勉強になった」。

 単身渡米し異国の地で戦い抜いた1年で、人としてゴルファーとして成長を遂げた。食生活も苦にはならなかった振り返った。「体力面は去年より良かった。最後まで集中力を切らさずできた」と口にし、「週6ステーキ」でスタミナをキープ。9オンス(255グラム)をペロリとたいらげるほど、たくましくなった。

 第1ラウンドは今季7勝の竹田麗央(ヤマエグループHD)、吉田優利(エプソン)と、午前9時50分に1番からスタートする。大会は2年ぶりの出場で、アマチュアだった2022年は初日8位と好スタートを切るも、49位だった。「2年前はラフがこうとか、バンカーがこうっていうのを考えていなかった。とりあえず自分がここに打つっていうことだけを考えていた。一昨年よりは考えていると思う」。コースと向き合いながら、戦略を立てていく。

最新のカテゴリー記事