金谷拓実、ダブルボギーにも負けず6差13位「自分らしいプレーを続けていけたら」来季の米ツアー挑戦も視野に


ティーショットを放つ金谷拓実(カメラ・今西 淳)

ティーショットを放つ金谷拓実(カメラ・今西 淳)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第2日(25日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)

 首位と3打差の7位から出た金谷拓実(26)=Yogibo=は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算6アンダーで13位とした。後半にダボをたたくも、気持ちを切らさずアンダーパーでプレー。目標とする米ツアーVへ6打差を追いかける。松山英樹(32)=LEXUS=は連日の71で65位に後退。ニコ・エチャバリア(コロンビア)が12アンダーで単独首位に浮上した。

 ミスに動じることなく、金谷がアンダーパーをマークした。後半の3番パー3でティーショットを大きく左に曲げ、3オン2パットのダブルボギー。それでも6番をバーディーとすると、最終9番でも5メートルをねじ込み、バーディーで締めくくった。「いいプレーはできた。ダボの後に2つバーディーを取れて良かった」と充実感を漂わせた。

 大会には5年連続5度目の出場。21年大会では7位に入った。開幕前には「いろいろな経験をさせてもらってるので、その経験を生かして頑張りたい」と今大会への思いを語っていた。今季は日本ツアーで2勝。自信を持ってプレーできているという。

 海外志向も強く、来季の米ツアー挑戦も視野に入れている。優勝すれば米ツアーの出場権を獲得できる絶好の機会。憧れの舞台へ、6打差を追いかけ週末へ向かう。「自分らしいプレーを続けていけたら」と残り2日間を戦い抜く。(富張 萌黄)

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