松山市出身の河本結 地元で初日首位発進「勝つことだけをイメージして」 パッティングの修正が奏功


9番、バーディーパットを決めて喜ぶ河本結(カメラ・馬場 秀則)

9番、バーディーパットを決めて喜ぶ河本結(カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第1日(14日、愛媛・エリエールGC松山=6575ヤード、パー71)

 通算2勝の河本結(リコー)が7バーディー、1ボギーの65をマークし、6アンダーで首位発進した。前半の17番で7メートルを決め、15番から3連続バーディー。終盤の8番で9メートルを沈め、最終9番もバーディーで締め、納得のラウンドとなった。

 地元・松山での試合で気合も人一倍入っており「今まであまり良い状態でここに来られていなかった。その反省があり、何がこの地元で戦うために良い準備なのかをしっかり考えて。今までの経験が生きている」とした。河本の言う「良い準備」とは、ここ最近での「細かいズレの修正」だと明かし、開幕2日前の火曜日に練習ラウンドをせずに、2時間半、パッティングの姿勢から握り方まで念入りに修正を図った。

 かつて、同コースでキャディーのアルバイトをしていた経験もあり「コースはよく知っている」と課題に集中して取り組んだからこそ、初日の好結果につながった。第2日以降へ「自分は勝つことだけをイメージして、それができるように明日への準備をしたい。その積み重ねだと思う」と、8月のNEC軽井沢72以来の今季2勝目へ言葉に力を込めた。

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