逆転賞金王へ「ワンチャンスある」木下稜介、強風苦戦12位発進 V必須もあきらめん


初日、12位タイの木下(カメラ・中島 傑)

初日、12位タイの木下(カメラ・中島 傑)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(28日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 賞金ランク5位の木下稜介(33)=ハートランド=は、4バーディー、4ボギーのイーブンで12位発進した。前半は6番から8番まで3連続バーディーを含む3アンダーで好調だったが、「10番から急に風が強くなってきて。その風の対応が全然できなかった」と、後半はボギー3つと乱れた。「(風は)一定方向ではあったが、非常に強かった。アゲンストも思ったより飛ばなくて、ボギーが多くなってしまった」と反省を口にした。

 先週のカシオワールドオープンは第2ラウンド途中に左股関節痛で棄権。痛みを和らげる痛み止めの薬を服用してのラウンドだった。「今までで一番まし。痛みが出ず、いい一日だった」と状態が上向いていることを示唆した。賞金王獲得には今大会の優勝が条件。大学の後輩、平田を追い抜いての逆転賞金王へ「今日の前半みたいなプレーができれば、ワンチャンスある。明日以降もあきらめずに頑張りたい」と力を込めた。(浅岡 諒祐)

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