片岡尚之 2打差の2位でメジャー初優勝を惜しくも逃す「プレッシャーを与えられるようなゴルフではなかった」


ホールアウトし握手するS・ノリスと片岡尚之(カメラ・岡野 将大)

ホールアウトし握手するS・ノリスと片岡尚之(カメラ・岡野 将大)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 最終日(1日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 片岡尚之(CS techonologies)は、最終日を3バーディー、3ボギーの70で回り、通算9アンダーで大会を終えた。首位S・ノリスに2打差で及ばず、惜しくもメジャー初優勝を逃した。最終日を振り返り「今日はいいゴルフが出来なかった。結果2位だったが、前半からプレッシャーを与えられるようなゴルフではなかったので、本当に悔しい」と唇をかんだ。

 最終日はショットが安定せず、その結果「ショットがチャンスにつかなかったので、パターの1個1個に対するプレッシャーがいつもより大きかった」と得意のパターも精度を欠いた。「数少ないチャンスで入れないといけない状況でパターしていたいので、そこが全部悪循環だった」と反省を口にした。

 今季は、予選落ちは少なかったが「悪い意味で安定してしまった」と、最終戦まで2位と3位それぞれ1回のみで終わり、自身2勝目も挙げることが出来なかった。今季最終戦も、終盤まで優勝争いを繰り広げるも2位。来季へ向けて「来年こそは2勝目を挙げたいと思っていますし、そのままうまくいって賞金王も取れたら」と意気込んだ。「優勝するまで切りません」と宣言していた髪も「とりあえず伸ばします」と続けた。

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