◆米国女子プロゴルフツアー ブルーベイLPGA 最終日(9日、中国・ジャンレイク・ブルーベイGC=6712ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、単独首位から出た竹田麗央(ヤマエグループHD)が8バーディー、ボギーなしの64で回り、通算17アンダーで米ツアー通算2勝目を挙げた。ツアーメンバーとして参戦5戦目の優勝は、日本勢で史上最速記録となった。
2位に2打差の首位でスタートした竹田は出だしの1番で約2メートルのバーディーパットを決め、3、4番で連続バーディー。後半も11、13、14、16、18番と順調にスコアを伸ばし、ボギーなしで首位を独走。2位のミンジ・リー(オーストラリア)に6打差をつける圧勝だった。
日本で開催された昨年11月のTOTOジャパンクラシック以来の米ツアー2勝目。22年のスコットランド女子オープンを制した古江彩佳(富士通)以来となる米ツアーメンバー1年目の優勝を飾った。
熊本県出身、21歳の竹田は昨年4月にKKT杯バンテリンレディスでツアー初優勝。日本女子オープンなど国内メジャー2冠を含む7勝に加え、米ツアーのTOTOジャパンクラシック優勝で2年間の米ツアー出場資格を得た。年間女王に輝き、史上最高額の賞金2億6573万円を獲得。今季米ツアーに本格参戦し、5戦目で頂点に立った。