
4番ティーショットを放つ吉田鈴(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 最終日(9日、沖縄・琉球GC=6610ヤード、パー72)
注目ルーキーの吉田鈴(りん、大東建託)は3バーディー、4ボギーの73とスコアを伸ばせず、通算1アンダーの15位でプロデビュー戦を終えた。「トップ10を外したことは残念。でも、デビュー戦の割には、すごいいいプレーができた」と納得の表情を見せた。
今大会ではタフなコンディションの初日に69をマークして、1打差2位と好スタート。3打差6位から最終日も出て行き、いきなり優勝争いに加わった。「4日間順位の変動が少なくて、ずっと上にいられた。それでも結構、調子は良くない中でやっていたので、まだまだうまくなれる。アマチュアの時よりうまくなったと思うところもあるし、技術を磨いていきたい」と今後への向上心をのぞかせた。
2週後のVポイント×SMBCレディス(21~23、千葉)はホステスプロとして出場する。「ホステスで地元でたくさん応援も来ると思う。皆さんが喜んでくれるように、笑顔で楽しくプレーできたら」と次戦を見据えた。同週の米ツアーが中止となったため、日本ツアー3勝の姉・優利も参戦する。「プロになって初めて2人で出るので、一緒の組で回れたらいいな」と目を輝かせていた。