松山英樹「試合が始まれば、気合が入る」 マスターズ開幕2日前の一問一答


前半9ホールを回った松山英樹(カメラ・高木 恵)

前半9ホールを回った松山英樹(カメラ・高木 恵)

 【オーガスタ(米ジョージア州)8日=高木恵】男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは10日にジョージア州オーガスタ・ナショナルGC(7555ヤード、パー72)で開幕する。2021年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は8日、1番から9ホールを回り、ラウンド後に取材に応じた。以下、主な一問一答。

 ―例年より少し早いオーガスタ入りになった。調整や、ゴルフの調子はどうか。

 「まあ(前週のテキサス・オープンで)予選を落ちているので、いいとは言えないですよね」

 ―先週は、「そんなに悪いゴルフをしているようには思えない」というコメントもあった。そのあたりの自分の中での感覚と結果について。

 「そうですね。なかなか感覚とつながらないので、難しい部分は感じていますけど。ここに入っても、そんなに悪いゴルフはしていないので」

 ―昨年9月のハリケーン「ヘレン」の影響で、木がかなり減った。コースの見え方や、風だとか、回っていてやりづらいと思うような変化はあるか。

 「この(目の前の)1番もそうですけど。これだけ木がなくなると、今まで目印にしていた場所がなくなったりもしているので。打ちやすい部分と打ちにくい部分、両方あると思う。そこは試合をやって、もっとギャラリーが入った時にどういう雰囲気になるのかっていう。その場その場で、確かめないといけないかなとは思っています」

 ―プレーヤーズ選手権以降、パッティングのスタンスを変えているように見える。

 「それは変えることも、多々あるので。特別なことはしていないかなって思います」

 ―予選ラウンドはブライソン・デシャンボー(米国)とシェーン・ローリー(アイルランド)と同組。かなりの数の観客がつきそうだが。

 「今聞いたばっかりなので、はい。まあ、誰でもいいですよ(笑)」

 ―昨年大会の後、すごく濃い1年を過ごしてきた。今回世界ランクも上位で大会に入る。この14度目のマスターズをどういった心境で迎えるか。

 「どういった心境…別に何も考えていないです。

試合が始まれば、気合が入ると思います」

 ―昨日雨が振り、グリーンの状況は例年より柔らかくなっているか。

 「そうですかね。今日の段階で判断するのは良くないと思うので」

 ―どういった1週間に。

 「いい1週間にしたいですけど、そのためにね、いい準備をしないといけないと思うので。残りの時間を、しっかりと有意義に過ごしたいなと思います」

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